2005-04-30

BASSTALK Live

 昨夜、オカベのグッチさんに誘われて南青山Bdy & Soulへチンさんこと鈴木良雄のユニットBASSTALKのLiveを聞きに行ってきた。演奏が始まる間際に店に着いたが既にオカベ仲間5人が来ていた。
 演奏の合間にテーブルに来てくれたチンさんの話だとこのユニットで6月からエストニア、リトアニア、ノルウエー、フィンランドなどを回ってくるそうだ。北欧のジャズシーンは澤野商会から沢山紹介されているが伝統的な演奏をするプレーヤーが多い地域だ。帰国後チンさんから聞く生の北欧ジャズ事情も楽しみだ。
 ユニットのメンバーは鈴木良雄(Bass)、野力奏一(Piano)、井上信平(Flute)、岡部洋一(Percussion)。
 井上さんのフルートを聞いて、かつてLincoln Centerで聞いたDave Valentinの音を思い出した。岡野さんの演奏はパーカッション演奏の面白さ・楽しさを教えてくれる。歯痛を起こして右顎を大きく腫らせた野力さんのピアノはBill Evansをシャープにした音だ。チン御大は北欧行きが決まったせいか、あるいはプライベートライフが順調なせいかは分らないが気持ちよさそうにドライブしていた。
 チンさんから赤ワインを1本ご馳走になってしまった。チンさんご馳走様でした。
 この夜演奏された曲目は最新CDからのタイトルが多かったのでそのCDをAmazonで探してみたが見つからなかった。直接チンさんに頼んで入手しよう。

2005-04-17

ダ・ヴィンチ・コードのネタ本

 今話題のミステリー「ダ・ヴィンチ・コード」のネタ本「レンヌ=ル=シャトーの謎」を読み終わった。著者は「死海文書の謎」などキリスト教の原点に迫る一連の著作を発表しているマイケル・ペイジェント、リチャ−ド・リー達だ。
 ささやかなきっかけから探し出した一見何の脈絡もない一連の古文書から、実に興味深い結論を引き出している。読み進むに従ってイエス・キリストとマグダラのマリアの関係、イエス・キリストの末裔とフランス貴族達の系図、プリウレ・ド・シオン団やテンプル騎士団、フリーメーソンなど秘密結社の目的などが見えて来る。
 この本が出版されると何故ヨーロッパで大きな反響を呼んだのかがよく分る。

2005-04-15

中国語教師と新入社員

 昨年の5月から週2回2時間ずつ、仕事が終わってから勤務先の会議室で中国語会話教室が開かれている。
講師は唐(Tang)さん。中国の大学を卒業して日本に留学、この春日本の大学院を修了したばかりのチャーミングで若い先生だ。
丁寧にそして熱心に指導してくれるので中国語会話教室もなんとか今日まで続いている。
4月になってから営業に新卒のニューフェース于(ウ)くんが入社してきた。彼も中国の大学を卒業後、日本の大学院に学びこの春終了して入社してきたわけだ。今はテクニカルサポート部で研修中だが、スラリとした体形、今ふうのルックスの快活な青年だ。中国にいる頃(学生時代)のニックネームが胖子(pang zi/デブ)だったというが今の姿からは想像できない。可愛いニックネームなのでさっそく小胖子(xiao pang zi)と呼んであげることにした(もっとも、本人はあまり嬉しそうではないが…)。
今月に入って最初の中国語教室には、あいにく仕事に出ていて出席できなかったが以下は後で聞いたその時の話。
授業をしに来社した唐さんが于くんを見て大層驚いたという。何とこの二人、同郷であるだけでなく高校では同級生だったそうだ。それまでお互いに日本にいることを知らず想いもかけない所でバッタリというわけだ。こんな偶然もあるのかと皆、唐さん、于くんと一緒にただただ驚くばかりだったという。