2006-03-31

整形外科病院

 GYM仲間の野崎さんに教えてもらった松戸整形外科病院に腰痛を診てもらいに行ってきた。受け付けは8時20分からだと聞いたので早めに出かける。病院は入院病棟と外来病棟に分かれていた。8時をすこし回った頃に着いたのだが入り口のドアは閉まったままだ。仕方なくドアの外で待つことにする。他に誰もいないのでどうやら一番乗りのようだ。ドアの外に5,6人の小さな列ができた頃にドアが開けられた。外は今朝も風が強く冷たかった。
 受診待合所の前に診察室が10部屋並んび、ドアにはそれぞれ1から10まで番号がふってある。待合所に整然と並んだ椅子はアッという間に100人ほどの受診者でふさがってしまった。
 予約の受診者が優先されるので自分が診察室に呼ばれたのは9時50分だった。電話で問い合わせた時に2時間くらい待つことがあると言われていたので一番乗りの効果かもしれない。
 診察して直ぐに「ヘルニアではありませんヨ」との医師の言葉に先ずはホッとする。レントゲン撮影後待つことあらに30分。再び診察室に入ってレントゲン写真を診ながら診断を受ける。
 腰椎の間が狭くなっている所が二ケ所、素人目にもはっきり分る。隙間が狭くなっている部分の筋肉が炎症を起こしているのと、その部分から出ている神経が軽く圧迫されているのが腰痛の原因だった。診察後直ぐに二階のリハビリテーション科へ回る。
 腰と腹の筋肉を活性化する運動を続けるようにと指導された後、会計をすませて病院を出たら11時45分になっていた。
 次回は4月7日に来るようにと指示された。都合がいいと言うべきか北京出張の前日だ。
 午後はその北京に持ってゆく手土産を買いに銀座まで出かけた。銀座の柳が晴れ渡った青空の下で新緑の若葉をつけ始めていた…といっても柳は銀座通りには無く今は外堀通り(かつての電通通り)に植えられている。

2006-03-30

花冷え

 桜が満開のこの時期、昨日、今日と日が落ちてからはコート無しで外に出ると寒いくらいに気温が下がる。花冷えと言うやつか。
 台湾から来ている管理部の人達は今夜千鳥が縁に花見に行くと言っていた。寒さに敏感な人達だ、きっと花見どころではなかったに違いない。

2006-03-29

満開宣言

 東京都心の桜が満開になったと今朝の新聞にあった。それにしては風が強く冷たい。駅の発車時刻表示器には風の影響で上下線に遅れが出ていると流れていた。通勤電車の窓からも沿線の桜が華やかに咲き揃っているのが見えた。
 午後、三澤さん、季くんと共にドキュメントワークフローに組み込むソフトウエアのSDK Kitを届けるため、横浜の日本大通にP社を訪問する。O社長から貴重な意見やリクエストを頂いた。今後の開発のよい参考になるだろう。ありがたいことだ。
 P社の入っているビルの直ぐ右隣に横浜海岸教会がある。教会入口に設けられた古い銘板には『本邦初のプロテスタント・キリスト教会』とある。庭に植えられた桜が満開だった。

2006-03-28

消費税アップ

 4月1日から中国の消費税が現在の6%から17%に上がるので注意するようにと北京のJudithがメールで知らせてきた。
 ちょうど来週末から一週間の予定で北京出張の予定だが宿泊費なども影響が出るのだろうか。ホテルからFaxされてきた予約確認書には消費税については何もふれてない。
 ファジーなお国柄だからタクシーや地下鉄料金など払ってみなければ実際のところはわからないのかもしれない。実施状況は店やサービスによってかなりバラツキがあるだろうとは中国から来ている于くんの感触だ。
 近い将来日本も二桁の消費税が導入されることになるようだが、そのときの生活実感はどう変わるのだろうか。

2006-03-27

沈丁花

 コートを着ずに出勤した。スーツの開いた胸元が心許ないが新鮮な気分だ。
 先週は休暇、祝祭日、葬儀、須坂への出張と続いたため一度も事務所に出なかった。
 出勤後直ぐにやることといえばパソコンを起動してメールをチェックすることだが、スパムメールが480通余りは入っていた。ヤレヤレだ。対応に緊急を要するメールは入っていなかったが、香港のAlexへの返事が一週間遅れになってしまった。
 朝出勤する時は気づかなかったが帰宅時家の近くまで来ると沈丁花の香りが夜の空気にまぎれて漂ってきた。暗い中で鼻先を掠める沈丁花の香りはなんともロマンチックな気分にさせてくれる。今年の初香りだ。
 

2006-03-26

よく落ちるネスケ

 Blogへの書き込み中にNetscapeがよく落ちる。実に不安定だ。かといってIEはタブをサポートしていないので使う気がしない。
 他に何かいいブラウザ−があればいいのだがいかんせんクラシック環境では望むべくもない。見捨てられた環境から抜け出そうにも行く先が見えてこない。OS XかVistaか、Intel Macも出てきているし、もうしばらく悩んでいよう。

2006-03-25

麻綿原高原

 今年になって最初の痲綿原高原行き。養老渓谷、粟叉の滝(高滝)を過ぎた宇野辺の辺りか、左側の黒々した杉の間が陽射しに明るく光っている。バイクを止めてよく見ると梅の林だ。ぐるりと金網のフェンスが囲っているので中に入ることはできない。黒い杉の木に周囲を囲まれてそこだけフワリと浮かぶように100本を越すかと思われる梅が満開の花をつけている。麻綿原高原に行く時は必ず通る道だが初めて目にする光景だ。
 麻綿原高原を抜けて筒森の辺りもう代掻きもすんだのか田には水が張られ山の後ろに回ろうとする陽射しを受けている。
 麻綿原高原ではまだ一人前になっていないのだろう、鶯が頼りなげに鳴いていた。

2006-03-24

夜の都庁

 新宿中央公園の桜のつぼみも少しゆるんだか遠目にもうっすらと色付いているのが分る。なのに日が落ちるとポケットに手を入れたくなるくらい空気が冷たい。年度末の忙しい時期は過ぎたのか今夜の都庁は窓の灯りが少ない。

2006-03-23

須坂とマトリックス

 于くんと一緒に須坂に出張してきた。上野から長野までの1時間30分、持っていった前作「脳の中の幽霊」に続く「脳の中の幽霊、ふたたび見えてきた心のしくみ」(V.S.ラマチャンドラン:著/山下篤子:訳/角川書店)を読み終えた。一部に重複するところはあるがラマチャンドランの相変わらずのユーモアがあちらこちらに顔を出し、難しい神経科学の話しが分かりやすい脳の活動として語られていて興味深い。
 「脳の中の幽霊」2冊を読んで、数年前に大流行した映画「マトリックス」が思い浮かんだ。
 この映画の脚本・監督を担当したウォシャウスキー兄弟(ラリー、アンディ)はラマチャンドランの著作に触発されて「マトリックス」を撮ったのではないかと考えたくなる世界が、脳の中にはありそうだ。
 須坂駅を出て昼食、と駅前を見渡したが「人がいないッスネ〜。」と于くんがポツリ。見つけたラーメン・餃子店は中国・温州の人がやっている店だった。
長野電鉄長野線須坂駅ホームに立つ于くん。

2006-03-22

葬儀

 母方の親類で不幸があり告別式に出席した。
 告別式の会場は斎場と火葬場が一つになった真新しい施設だった。時代の要請なのだろうか、全てが合理的に進められて行くような印象だった。棺を搬送する器具のモーター音をはじめとする装置類の機械音は施設・運営の合理化の故とは思うが少々気になった。
 『告別式→初七日の法要→火葬→車で菩提寺に移動(約5分)→四十九日の法要→納骨式』と切れ目なく営まれた。告別式に続いて火葬、それから初七日の法要というのは経験したことがあったが、告別式と初七日が連続したのは初めてだ。
 新しい施設と運営方法は故人の尊厳と遺族の体面を両立させるための知恵なのかもしれないが、列席する一人一人の心の問題も関わることなので正解はないのだろうと思う。

2006-03-21

更新後

 スポーツジムで野崎さんに会った。更新したばかりのウェッブサイト「野崎栄一のシャドウボックス」の出来をとても喜んでくれた。
 まだまだ情報量が少ないが野崎さんの協力を頂いて充実させていきたい。

2006-03-20

与 勇輝

 日曜と祭日に挟まれたこの日休暇をとった。午前中シャドウボックスのサイトに細かな手を入れる。
 昼食後、松屋銀座で開催されている「与 勇輝/人形芸術の世界」を見に出かけた。会場の8階に向かい入口の前まで行くと係員が入口から少し離れた階段を指しながらそちらに並ぶように案内している。
 列の最後尾につこうと階段に向かった。思ったより行列は長い。階段を一階ずつ下りるが列の最後尾は見えてこない。行列は1階まで続いていた。8階から1階まで、並んでいる人を見ながら下りたわけだがその殆どが50歳を越えていると思われる女性で同世代の男性と若い人がまばらに混じっていた。1階まで下りてしまったこともあり、人形展を見るのは諦めた。

2006-03-19

シャドウボックス

 『野崎栄一のシャドウボックス』アップデート完了。
 作品の制作者である野崎さんの風貌のように大振りなサイトになったが、作品の写真が小さくてはこのサイトを作る意味がない。
 このサイトを通じて作品が売れる日が来れば嬉しいのだが、いつのことになることやら。

2006-03-18

サーバーの拒否

 野崎さんのシャドウボックスのサイトをアップデートする準備を始める。とりあえず手を入れたトップページだけアップしようとしたら、間借りしている"jwin.co.jp"のサーバーから容量が一杯だと言うメッセージが出てきて拒否された。
 しかしローカルサイトのファイル容量もサーバーが一杯になるほどの大きさはない。"jwin"のサイトは正常に動いている。何度かアップを試してみたが状況は変わらず。そのうちにブラウザ−で見えていたリモートサイトのページも表示されなくなってしまった。
 もう一度サーバーの中のフォルダーを一つひとつ確認したら、このサイトには関係のない大量の写真データが入っているフォルダーが見つかった。写真は見覚えがあるものばかりだ。自分でアップ先を間違えてそのまま忘れてしまったものらしい。
 この写真のフォルダーを削除したらサーバーが正常に動くようになった。

2006-03-17

強風

 朝から植木鉢がベランダを転げ回るほどの風が吹いている。玄関のドアを押すとビル風の影響もあるのだろう、たじろぐほどの強風だ。中学時代に英語の授業で習った"Wind in March"というフレーズを思い出した。
 駅前の通りから見通すとホームはいつもより人の陰が多いようだ。駅構内に入ると「強風と松戸駅で人が線路内に入ったためと架線にからんだビニール袋が原因で電車が大幅に送れています。」とスピーカーが繰り返しているが、ホームに下りて行くと運良く電車が入ってきた。
 車内放送でも、この先、時間を調整しながらの運行になると伝えている。これではとても約束の時間に間に合わない。電車に乗り込んで直ぐに携帯電話のメールで先方に連絡を入れたが、この時ばかりは携帯電話メールは便利だと実感した。
 途中の松戸駅では常磐線快速電車のホームも含め上り・下りのホームでそれぞれのスピーカーが乗り継ぎ情報や遅延状況を繰り返し構内に谺している。駅係員はトランシーバーを耳にあてながら走り回っており駅全体に慌ただしい空気が流れている。
 それでも都心に入る頃には電車の遅れも心配したほどではなく、携帯電話のメールのお陰もあって待ち合わせた先方に大きな迷惑をかけずに済んだ。

2006-03-16

サンドイッチ

 香港からの急な要請でISE社のK社長と会わなければならなくなり、無理矢理お願いして、近くにいるからと言うことで京王プラザホテルまで出かけた。話しをしながらの昼食なら軽いものがいいと言うことでコーヒーラウンジでクラブサンドイッチを頼んだ。
 昼食にサンドイッチなど記憶にないが、今日のランチでサンドイッチにも美味しいものがあるのかと、見直してしまった。

2006-03-15

初企画ライブ

 翠鸞の浅井さんから携帯電話にライブの案内メールをもらった。受信は昨日になっていたが、たまにしか受信確認しないので今日まで気づかなかった。今回のライブ会場は渋谷CLUB CRAWL、翠鸞初企画のライブなのだそうだ。
 6月11日と大分先の予定だがどんな内容になるのか楽しみだ。

2006-03-14

ブログユーザー

 日本でもBlogが大流行なのは見ての通りだが、日本で一番利用されているのが"livedoorブログ"だという広告代理店の統計レポートがあるそう だ。そのレポートによると、日本のブログユーザーで一番多い職業は女性の保育士と看護士で年齢層は20-30代に集中しているという。
 そんな日本のブログの世界で自分のブログを好きな書体で表示させたいと思っているユーザーがどれほどいるのだろうか?
 午後1時から社内の会議室でそんなニーズに応える技術が台湾から来日したMichaelによって紹介された。

2006-03-13

もどり寒

 オフィスのある三筋通りから城西国際大学紀尾井町校舎まで20分ほどの距離をいつも歩いているが、戻り寒というやつなのか今夜の空気の冷たさがコートを着ていない肩口に張り付いて離れない。
 城西国際大学で毎月一度開かれている「Eftel comp定例会儀」もこのソフトがリリースされる4月以降は、文字どおり産学共同プロジェクトに脱皮して行く必要があるだろう。学生の参加がどのように実現するのか期待するところだ。
 午後7時から始った会議も8時30分に散会した。

2006-03-12

Cottage Ice Creams

 シャドウボックスの新作が完成したという連絡をいただいたのでカメラを持って野崎さんのお宅に伺った。
 作品はKim Jacobsの"Cottage Ice Creams"。完成までに半年かかったという緻密な作品だった。作品の一部を拡大して紹介しよう。全貌は彼のサイト「野崎栄一のシャドウボックス」で見てもらおう。今回は未収録だった10数点の作品も撮影したので、一緒に公開される予定だ。
 ベンチやテーブルの足の一本一本、窓の中のカーテン、屋根瓦の一枚一枚、壁にからむツタや植木の細かな葉のひとつひとつまでが立体的に貼り重ねられている。

2006-03-11

農漁の神

 我が家の食器棚に高さ5cmほどの小さな人形がいる。左手に鋤を、右手には縄に通した魚を肩ごしに持っている。聞いたことはないが農漁の神様か?
 髪型からマゲを結っているので日本人のようだがヒゲの具合は中国人のようにも見える。魚を通しているナワには細かなナワ目が彫ってあり、着物にも渦や亀甲模様が施されている。
 7、8年前(記憶はいつも定かではないのだが)にLa Jolla (San Diego)にいるBillのお母さんDorothyがクリスマスプレゼントに送ってくれたものだ。以来ずっと食器棚にいる。
 よく見ると背中の魚の尾ひれの下にひもを通すことができるような穴が二つ横に並んでいる。根付けなのだろうか?それにしてはチト大きすぎるような気がする。何かの骨(象牙?)でできているようだ。

2006-03-10

プリペイドカード

 地下鉄とJRとバスを乗り継いだ。
 定期券入れの中に入っている3枚の乗車プリペイドカード。一番使用頻度の高いのが地下鉄・私鉄用の「パスネット」、購入価格5,000円。次がJR用の「Suica」でカード代金500円を自己負担して5,000円チャージ。滅多に利用しないのが「バス共通カード」で購入価格5,000円。
 この3枚の内、納得して購入できるカードは「バス共通カード」のみだ。5,000円で購入したカードで5,850円分利用できる。おまけに東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県内のバスで利用可能だ。
 一番スカなのがJR用の「Suica」。彼らのコスト削減・合理化のための仕掛けなのにカードのコストを利用者に負担させている。その上預けた金額分しか利用できない。さらにJR東日本でしか利用できない。なんだか釈然としない。カードの裏に書いてあることを読むと腹が立って来る(「Suica」カードを持っている人は一度読んでみるといい)。
 「バス共通カード」と「Suica」の中間が地下鉄・私鉄用の「パスネット」だが、一枚のカードで私鉄各線を利用できる点は評価できるが「バス共通カード」と比べると利用可能額で不満が残る。
 「パスネット」も「Suica」も乗車料金を事業者に先渡ししている、つまり預けている(プリペイドカードだから当たり前の事だが)わけだから回数券のように利用回数(料金)に対する優待があっても良いのではないか、「バス共通カード」のように!!

2006-03-09

The Teddy Wilson

 しばらく掛けていなかった"The Teddy Wilson"を引っ張り出して針を落とす。
 こういう音は管のアンプで聴くのがベストだと思っているが、メンテナンスが面倒になってしまってとうの昔に手放してしまった。今はプリもパワーも石だが、それでも針先が拾う音を優しくスピーカーまで押し出してくれる。
 このレコード盤に入っている音はモノラルで決して広い帯域ではないが、心に滲み込んで来る音楽はそう言う物理的な特性によるものではないという、見本のような演奏だ。
 Israel Crosbyのベースが単音で刻むブルースコードに誘われるようにしてTeddy Wilsonのピアノがテーマを被せる。ピアノの後をRoy Eldridgeのトランペット、Buster Baileyのクラリネット、Chu Berryのテナーサックスが順にベースの上でブルーノートを紡いで行く。イントロで4小節続くベースソロのカビ臭い哀調が強く印象に残る曲だ。曲名は"Blues in C Sharp Minor"、なんとも味気ない曲名のA面最初のトラックは1936年5月14日にシカゴで録音されたものだ。。
 このレコード盤とはTeddy WilsonがBrunswickレコードに残したセッション(殆どが長い間に散逸してしまった)をCBS SONYが収集して2枚組のLPに纏めて1970年に復刻発売した"The Teddy Wilson / Brunswick"だ。

2006-03-08

デモンストレーション

 昨日、池袋で開かれたTC協会総会会場での黒田さんとの面談結果をAmyさん、Alexにメールし、ISE北京のYangさんとも電話で現状の確認と今後の予定を打ち会わせる。ISEとDCWの歯車がうまく噛み合ってくれることを願うばかりだ。
 午後は三鷹のNTT-ATSへ三澤さん、季くんの三人でDynaDOORのデモンストレーションに出かける。対応してくれた部長以下、担当の方々のDynaDOORに対する印象はおおむね良好と見た。早めにSDK、APIのキットを届けられるようにしたい。

2006-03-07

窓口

 ISE社から提案されているプロジェクトを纏めるため台北のAmyさん、秘書のSherryとの3人でConference Call。Amyさんの指示でISE社に対する窓口をやることになってしまった。Amyさんからは適切な状況判断をしてプロジェクトを纏めるように、香港のAlexとは常に連絡をとりあうようにとの指示を受ける。
 そもそも今回の話しはISE社がAlexと接触したところから始っていると聞いているので、彼にはずっとサポートを頼むつもりだ。
 Conference Call後、直ぐに昼食に出て戻って来ると、Alexから電話が入る。ISE社への対応の基本的なところを確認しあい「2005年度 テクニカルコミュニケーター協会 総会」に出席するため池袋の東京芸術劇場に出かける。
 総会会場でISE社のKさんと顔を会わせたのでAmyさんからのメッセージを伝える。我が勤務先のプロジェクトへの対応が二転三転する様相にKさんは随分と気を揉んだようだが、Amyさんからの伝言を伝えると少しホッとした様子だった。一日も早く基本契約を結ぶところまでもっていきたい。

2006-03-06

初恋のジョー

 帝国ホテルで開かれた「日経BP マーケティング・デイ2006」に小島さんと二人で出席した。日経パソコン創刊500号を記念しての講演会と立食パーティーだった。今年はパソコン関連業界にとって期待できる年だと言う講演もあったがそうなることを願っている。
 後半のパーティーは適当なところで抜け出して銀座のクライスラーに寄ってみた。クライスラーの界隈もどんどん様子が変わってきている。和食器屋の立ち吉も無くなってしまったしクライスラーの左隣も新しいビルが建設中で大きな黄色いクライスラーの看板を見落としてしまった。
 入口の階段前でたまたま携帯電話を掛けているマスターの加賀谷さんと顔をあわせる。店内は月曜日の午後7時過ぎということもあってか一人先客がいるだけ。マレーシアの空港でミック・ジャガーからサインをもらった話や、レインボーのリードボーカル、ジョー・リン・ターナーが初恋の人だったという小島さんの打ち明け話は、彼女が60年代ロックの現役世代なのかと勘違いしてしまう。単なるおませな女の子だったというのが実際なのだが…。

2006-03-05

TXT PRO 300

 印旛村のトライアルバイクショップ「theカントリーハウス」で見た"GAS GAS TXT PRO 300"は実に美しいバイクだ。店主の高橋さんはトライアルバイクを道具だと喝破しておられたが、正しくGAS GASのトライアルバイクは機能を追求した結果生まれた形をしている。
 トライアルバイクに乗り始めるには年齢的に既に手後れだが、"TXT PRO 300"は眺めるためにだけでも側においておきたいバイクだ。
 エンジンの排気量が294.1ccで、車体重量は何と68kg、HONDA XLR250Rの半分しかない。
 GAS GASのオフィシャルサイトに貼ってあった写真を紹介しよう。

2006-03-04

飯野観音、トリンバ

 馬頭観音(飯野観音)の参道は非常に急なそれも弛みはじめた石段だ。子供の頃108段あると聞いているが未だに確かめていない。
 今日も境内には誰もいない。
 石段の降り口に座って遥か下に早春の柔らかい陽射しを受けて光る印旗沼を眺めながら、母の実家の庭先から叔父が印旗沼に漕ぎ出す田舟に乗せてもらった頃のことをぼんやり思い起こしていた。
 気を取り直して本堂に奉納されている色褪せた古い絵馬を撮影し、本道横の細い坂道を下りて印旛沼に架かる飯野竜神橋の脇にある風車に廻る。一面に植えられたチューリップも目を吹き始めていた。
 帰り道、山田橋の直ぐ脇にあるトライアルバイクのクラブ「トリンバ」を見学する。店舗(といっても大きな物置きのような建物で看板すら出ていない)の裏手には広い練習コースがあり、今日も数人が練習していた。
 クラブを主宰する高橋さんは佐倉の人で、ここでトライアル車ばかりを20年ほど営業していると言う。トライアル車は憧れだがコースで乗りこなすのはかなり難しい。今となっては手後れだろう。

2006-03-03

GYMと腰痛

 ひな祭りのこの日、我が家にひな飾りはないが季節はいつの間にか春の扉を開こうとしている。
 このところ毎週のように出張しているせいでGYMには週に一回しか行っていない。腰痛がなかなかよくならないのは運動不足のせいでもないと思うが、これ以上悪くしないためにも身体を動かしてこよう。
 午前10時のGYM開館直後は、いつものことだが仕事をリタイアした常連グループが一番乗りで、耳に入って来るのは誰彼の噂から病院の評判話しまで、その話題の殆どが健康に関するものだ。
 昼過ぎまで汗を流してシャワーを浴びると腰痛は何処かに行ってしまう。このまま完治してくれるといいのだが、原因が腰椎の磨耗だとそうはいかないのだろうか? 朝になると鈍い痛みが戻っている。

2006-03-02

ルームランナー

 130kgある知人がげっそりと病人のように痩せることができたのはルームランナーのお陰だった、という話に続けて130kgという重さに耐えたそのルームランナーは『偉いっ!』とBlossomの井上さん。
 今夜の彼女、いつもよりテンションが高い。何か良いことがあったのだろう。先日届けたMaxine Sullivanは気に入ってくれたようだ。
 ポッチボールとジンリッキーで9時に打ち止め。今夜も于くんと一緒。

2006-03-01

関西出張(2)

 ホテルで朝食を済ませ宝塚線で三田に向かう。初訪問の街だ。電車はこんな山奥に工場があるのだろうかと思ってしまうくらい山深い渓谷を渡る。
 朝からの冷たい雨の中、目的の事業所に着く。受け付けで教えられた会議室には既に灯りがついている。おそるおそるドアを開けると丁重に迎え入れられた。
 GB18030に関する質問に答えている内にお昼になる。工場内の来客用食堂で昼食をご馳走になる。『適当な所で捨ててください。』と言って貸してくれた事業所のマーク入り傘で三田駅に向かう。
 三田と同系列の名古屋事業所にも挨拶がてら顔を出し、今回の出張予定は全て消化。名古屋駅に戻る。
 駅の観光案内所で薦められた手羽先の旨い飲み屋で一息。三田の事業所でもらった傘を土産に、7時47分発「のぞみ26号」でうとうとしながら帰京する。