2006-03-22

葬儀

 母方の親類で不幸があり告別式に出席した。
 告別式の会場は斎場と火葬場が一つになった真新しい施設だった。時代の要請なのだろうか、全てが合理的に進められて行くような印象だった。棺を搬送する器具のモーター音をはじめとする装置類の機械音は施設・運営の合理化の故とは思うが少々気になった。
 『告別式→初七日の法要→火葬→車で菩提寺に移動(約5分)→四十九日の法要→納骨式』と切れ目なく営まれた。告別式に続いて火葬、それから初七日の法要というのは経験したことがあったが、告別式と初七日が連続したのは初めてだ。
 新しい施設と運営方法は故人の尊厳と遺族の体面を両立させるための知恵なのかもしれないが、列席する一人一人の心の問題も関わることなので正解はないのだろうと思う。

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