2007-01-22

It Never Entered My Mind

 大井町線用賀駅から徒歩1分。焼き鳥でライブミュージックを楽しめる「キンのツボ」の戸を開けると奥から沢田さんが顔を見せてくれた。これからメンバー達と食事に行くところだというのでご一緒させてもらった。
 担々麺と陳麻飯(麻婆豆腐飯)の「陳麻家」でハーフミニ(半担々麺+半陳麻飯)に挑戦。担々麺はゴマとラー油のバランスが良く細い麺で旨かった。メニューに爆裂ピリ辛とあった陳麻飯だったがそれほど辛くはない。ご飯好きなら大盛りでもいけそうな辛さだ。ジャズプレーヤの誰彼の消息やニューヨークにいた頃の話を聞きながらリッチな気分で食事を楽しんだ。
 キンのツボに戻っての演奏は、2ステージ目の最後の2曲が出色。トランペットとピアノのデュオによる"It Never Entered My Mind"ではその世界に引き込まれて気を失ってしまった。そして続く"Miles Tone"はアレンジが楽しく弾むドラムスのリズムに乗って店内の空気が踊った。
 「キンのツボ」の店内は板張りの内装で天井が高くゆったりした空間だ。グラスワインの赤は一寸甘目だが舌に残る変な癖が無く飲みやすかった。焼き鳥はももとレバーがお勧め。
 左から岩瀬立衛(ds)花輪春比古(b)田山勝美(p)澤田治行(flg-h, tp)