2008-06-15

懐かしい顔と珍機

 SAF飛行クラブの関口さんから関宿の格納庫に珍しい機体が入ったという知らせを頂いた。梅雨空も何処に行ったのか爽やかな風が吹き抜ける朝バイクを引っ張り出す。グライダーを見に行くには絶好の天気だ。
 栗橋の読売大利根滑空場に寄ってから関宿滑空場に回ることにして出かける。走り出すとジャケットをすり抜ける空気が冷たい。
 栗橋に着くと既にトレーラーから引き出され組み立ての終わった機体が数機、空に上るのを待っていた。
 ランウエイには2006年夏にレストアされた単座のJA2233 Ka8bと昨年夏にレストアされた複座のJA2346 ASK13が並んでウインチを待っていた。良い景色だ。
 機体の側にはKa8bのレストアで会って以来の松井くんや宇田川さんの懐かしい顔があり声をかけてくれた。
 コンビニ弁当でクラブの皆さんと昼食を共にしてから関宿に向かう。
 関口さんの案内で旧格納庫を覗くと確かにおかしな形をした機体がチェーンブロックでつり下げられている。この「JA0195 PW-2D GAPA」にはキャノピーない。コックピットがオープンなのだ。
 この写真では翼がどのようにつくのか想像できないが…
 …幸いこれも関宿滑空場の住人のお一人「いづつ」さんのブログに日本のグライダー年鑑「TURN POINT」創刊号に掲載された関宿滑空場上空を飛ぶJA0195の写真が紹介されていたので拝借、転載させていただいた。
 この写真のパイロット、短パンにTシャツだよ。この機体は「いづつ」さんのブログによれば関宿滑空場で飛行機曳航で5,000ft(約1,500m)飛んだそうだ。