2008-06-29

Music for 18 Musicians

 ラジオのディスクジョッキー番組、それもロックをメインにしている番組で珍しい曲がかかった。イントロの1秒も聴かないうちにSteve Reichだと分かった。ただ曲のタイトルを思い出せなかったので直ぐに手元のLP盤を出してみた。"Music for 18 Musicians"だった。音のモワレとでも言ったらいいのだろうか、異なるテンポで演奏される楽器が連綿と折り重なってゆく。
 ライナーノーツによればSteve Reichの音楽が始まったのは1965年だ。奇しくもtakako.tさんがMixiで紹介している「ジョン・ケージ『カートリッジ・ミュージック』ワークショップ」が取りあげるJohn Cageの活動時期と重なっているのは偶然ではないだろう。
 LPジャケットはモワレ柄の周囲が銀色で写真のCDのジャケットとは趣が異なっている。LP盤の"Music for 18 Musicians"は1976年の録音だ。