2010-05-31

駅前の空き地

 しばらく更地になったままで何が建つのか気になっていた駅前の空き地
 工事が始まったと思ったら駐輪場だった。駐車場ではなくて駐輪場ってところがローカルな駅前を象徴しているかナ。

2010-05-30

メキシコ料理

 昨夜 FONDA DE LA MADRUGADA で頼んだ料理はコースA、出てきた皿は以下の通り。飲み物はマルゲリータ。今回はジョッキではなくグラスで頼む。
 【前菜】(写真は二人分)
 ●ワカモレ(グァカモーレ):アボガドのディップとトルティーヤ・チップス添え。
 この店の名物らしい。飲み物と一緒に先ずはの料理として頼むといいかも知れない。
 ●ハラペーニョス・レジェーノス:ハラペーニョにクリームチーズを詰めたフライ。
 ハラペーニョは青唐辛子のこと。カリッとしたコロモに包まれたピリ辛青唐辛子の中に、たっぷり詰め込まれた酸味が効いたクリームチースが入っている。これはお勧め。
 ●ソペス:パイケースにビーンズ、レタス、チーズをのせたカナッペ。
 【サラダ】(写真は二人分)
 ●エンサラダ・ミクスタ:ミックス・サラダ
 トッピングのアボガドが美味。
 【スープ】(写真はコンソメ・デ・ポヨ/一人分)
 ●ソパ・デ・トルティーヤ:トマトベースのトルティーヤスープ
 または、
 ●コンソメ・デ・ポヨ:チキン・アボガド・ライスのコンソメスープ。
 スープと言っても、どちらもご飯代わりになるくらいお腹に効いた。
 【メイン・ディッシュ】(写真は二人分)
 ●カマロネス・コン・サルサ・ベルテ:にんにく風味の海老のグリーン・トマトソース添えと豆入りライス。
 この海老もお勧め。グリーン・トマトソースに豆入りご飯を混ぜ込んでみて欲しい。
 ●ポヨ・ア・ラ・パリージャ:メキシコ風グリルド・チキンと温野菜。
 【デザート】(写真は一人分)
 ●パステル・コン・エラド:ケーキとアイスクリーム。
 アイスクリームはコレデモカと言うくらい甘い。
 ●コーヒーまたは紅茶
 最後の紅茶がティー・バッグだったのが大変に残念。

2010-05-29

FONDA DE LA MADRUGADA

 上海から出張で来日中の王さんを原宿の "FONDA DE LA MADRUGADA" に案内した。王さんにとってメキシコ料理と音楽は初体験だったそうで、店内の雰囲気とともに喜んでもらえたようだ。
 料理を頼むときにウエイトレス嬢から「量が多いから…」と注意されて、控えめにしたがそれでも食べきれなかった。

2010-05-28

Rhum 2種

 ラム好きのためにボトルを増やしたというBlossom。ありがたい。
 左は "Rhum J.M XO Reserve Special"。マルティニーク島産、47度。フランス製。口当たりはドライ。オークの樽で6年以上熟成されているため樽の香りも仄かに漂ってくる。ボトルに貼られたゴテッとしたラベルが印象的。
 右は J.M の後に試した "Rhum Charrette Blanc"。レユニオン島産、40度。フランス製。一口含んで変種のテキーラかと思ったほど似た風味をしている。Barbancourt の方が好みだな。

2010-05-24

GAERNE ED-PRO

 2002年1月に購入してから使ってきたモトクロスブーツ"GAERNE ED-PRO"のくるぶし保護部(バックルベース)が、とうとう縫い目から切れて剥がれてしまった。
 他はまだまだ使える状態だがさてどうしたものか。購入したバイク用品店の「光輪」は倒産しちまったし(労働組合が自主営業しているという話を聞いているが)。これを捨てるにはあまりにも『モッタイナイ。』
 調べてみたらGAERNEの代理店が修理をしていることが分かった。送り先は高崎だが早速修理に出そう。
 このブーツ、購入直後から足に馴染み走りやすかったのを覚えている。シフトレバー・ブレーキレバーの操作が履き慣れたブーツでやるのと変わらなかった。GAERNEは本物のメーカーなのだ。
 剥がれたバックルベースを元の位置にあてるとこんな具合になる。

2010-05-23

980円

 朝の忙しないときにあったらいいなと思っていた洗面台横の時計。ヨドバシカメラ時計総合館で小振りな防滴・防塵の壁掛けクオーツ時計980円を見つけた。メーカーは最近殆ど目にしない「リズム時計」。

2010-05-22

東京スカイツリー

 花村モータースからの帰り道。
 言問橋西交差点から隅田川にかかる言問橋の向こう正面に東京スカイツリーが立つ。大分高くなってきた。
 渡り慣れた特徴のない言問橋からの風景が様変わりした。
 スカイツリーの公式サイトを見ると現在の高さはおおよそ300mくらいだろうか。

花村モータース

 発進してから50km/hくらいになるとフロントスプロケットの辺りで数秒間カラカラ異音がするようになった。巡航速度になれば音はしなくなるのででチェーンのたるみをとったてみたが症状は改善されない。
 走るのに不具合はないが気持ちが悪いので花村モータースに持ち込んだ。チェーンとスイングアームの間にあるべき緩衝材が無くなっていると指摘された。走り出し時にチェーンがスイングアームに直接当たるようになっているのが分かった。新車で乗り始めてから既に17年も経っているので同じパーツがあればいいのだが。
 シートも痛みが目立ってきたので何とかならないか訊いてみたら数日で張り直しができるという。そろそろタイヤも交換時期が近づいているので、次回持ち込んだときに一緒にやってもらおう。
 いつも丁寧な対応と仕事ぶりの花村モータスにお世話になり始めてから29年経った。

2010-05-21

ハイチカレー

 狭いテーブルが詰め詰めで並ぶ西新宿の「カフェ・ハイチ」の店内は昭和の喫茶店そのもの。ヨドバシカメラ本店の近くにこんな店があったことを今日の今日まで知らなかった。店のホームページによれば1974(昭和49)年にオープンしたとあるから近くを通りながら36年間知らずにいたことになる。
 お目当ては「ハイチ風ドライカレー」とハイチ・コーヒー。ドライカレーは挽肉の塊でスパイスが程よいアクセントになっている。刻んだパセリは見た目の彩りだけで香りはスパイスの影に埋もれたまま。
 取っ手まで熱くなったマグカップに六分目ほど注がれたハイチコーヒーは香りも味も素直でスムーズ。小さなダッシュ瓶に入ったラムが添えられてくるのでマグカップに好きなだけふりそそぐ。コーヒーとラムの混じり合った香りが食後の一時を夢見心地にしてくれる。

2010-05-17

仙台・青葉まつり

 昨日の青葉まつり。携帯電話のカメラで撮影された写真が送られてきた。
 すずめ踊り、お囃子、山車も賑やか。華やか勇壮な甲冑姿の武者行列が街々のお祭り気分を盛り上げたようだ(撮影:竹島美香)。

2010-05-16

煕代勝覧

 日本橋三越地下通路に「煕代勝覧」(紙本着色絵巻1巻 文化2(1805)年頃 ベルリン国立アジア美術館所蔵)が丁寧な説明と共に展示されている。
 煕代勝覧には今川橋から日本橋までの大路を様々な階層の人達が行き来する様子が描かれている。全長およそ10mほどのその絵巻の中を詳細に見て行くと200年前の江戸繁華街のさまが手に取るように分かって面白い。
 大路の真ん中で左手に茶碗、右手に徳利を持って酒を売る究極の立ち呑み屋の姿を見つけた。肴はどうしたんだろう?

2010-05-14

ツツジ

 強い陽射しと冷たい空気、爽やかの文字そのままの今日の陽気。今が盛りのツツジ。街角を鮮やかな赤紫に染めていた(目黒通りにて)。

2010-05-12

ESEC 2010

 初日だというのに会場内は人の波。今年もやってきた「組込みシステム開発技術展」はようやく活気を取り戻したようだ。
 この活気が新製品開発の復調を表しているのなら嬉しいのだが。

2010-05-11

強い人

 優先席近くのドアから乗車してきた野球帽を目深にかぶってマスクをした大柄でガッシリした中年過ぎの男性。スーパーマーケットの大きなポリ袋を下げている。乗って来るなり車内によく通る声で…
 『重度の障害者です、どなたか席をお譲りください。』
 すると優先席中央に座っていた若い男性がすっと席を立った。その後に悠々と着席しながら…
 『携帯電話は電源をお切り願えませんか。』
 後はじっと眼を綴じて無言。
 帰宅時に電車内で目撃したこの男性、外見からは何処に障害を持つのか分からなかったが強さがあった。

2010-05-09

上海(12)

 生煎 (Shengjiang) を食べに通った「百年老楊生煎王」がある海倫西路。飛び降り騒動があった海倫西路。早朝の海倫西路は雨。
 百年老楊生煎王は朝6時から開店しているとオーナーの楊さんが言っていたが本当だった。定番のようにになった生煎4個と鶏鴨血湯で朝食。
 紅口サッカー場横のリムジンバスターミナルから上海浦東国際空港第2ターミナルまで約1時間20分。22元(約308円)。
 雨は止みそうもない。出かけてくるときも雨だったな。東京が降っていないことを願って上海からひとまずサヨナラだ。

2010-05-08

上海(11)

 今朝も何時ものように「百年老揚生煎王」で朝食をと思い海倫西路に行くと交差点入り口に白バイが止まり通行規制している。構わず入って行くと奧にパトカーと野次馬衆、警察官、オレンジ色のユニホームを着た消防関係者と思われる姿が上を見ている。一番奥の左手には分厚いセイフティーマットも見える。
 近寄って見上げると三階建ての屋根の上に30歳代始めくらいの男性がしきりに飛び降りる仕草を繰り返す。横には思いとどまるよう説得しているのだろう警察官らしい人影が見える。
 40分ほどしてホテルを出るときに先ほどの海倫西路の交差点を見たら規制は解除されていた。騒ぎも収まっているところを見ると先ほどの男性は無事に保護されたようだ。

2010-05-07

上海(10)

 朝食に出たら陽射しが強いのにヒンヤリした空気だ。空気が澄んでいる。
 …ということで上海と言えばこの景色。川風が冷たくてT-シャツだけでは寒いくらいだった。

2010-05-06

上海(9)

 北京では前を通っただけで入館しなかった警察の博物館が上海にもあった。こちらは「上海公安博物館」だ。入り口に近づいたら普通の警察署だ。
 ドアを開けるといきなりセキュリティチェックゲートをくぐることになりブザーが鳴った。係官はザックの中を調べるでもなくカウンターに預けるように指示し、2階から4階が博物館になっていると教えてくれた。写真撮影もダメだと言われたがカメラは肩から提げたままエレベーターで4階に上がる。
 4階は消防関連の展示。特記事項無し。
 3階は公安関連の展示。スパイに関する展示や殺人事件の捜査状況、刑務所の様子、絞首刑場の構造など興味深い陳列が多い。眼を引くのは数え切れないほどの銃や拳銃の陳列だ。
 『20世紀50年代初上海公安機関在掃黄行動中収繳的淫穢物品』の説明板。
 『20世紀50年代(1950年代のことか)初め上海公安機関がポルノ取締中に没収したみだらな品物』くらいの意味だろうか。
 その説明の対象になっている「物品」がこれ。東京の京橋の辺りに警察博物館があったと思うがここまでは展示しないだろうな。
 2階は上海公安(警察)の歴史が陳列されていた。ここも特記事項無し。

2010-05-05

上海(8)

 朝、起きると窓の外が『シャー、シャー』いっている。雨だ。
 雨具をつけたスクーターと自転車が、晴れているときと変わらない走りっぷりで人と車の間をすり抜けて行く。
 勤務先の上海支社を訪問した帰りに南京西路駅から静安寺まで歩く。幸い昼過ぎには雨も当たった。
 静安寺の周辺は8年前とはすっかり変わっていた。変わらないのは地下鉄の出口にもなっている静安寺広場くらいか。静安寺大雄宝殿の背後では未だに改修工事が行われているが中に入ってみた。拝観料30元。
 空海ゆかりの寺というので空海にまつわる陳列品があるかも知れないと期待したが何もなかった。
 静安寺の横を走る崋山路を北に進み北京西路に入ると「雲峰大飯店」の前に出る。裏に回ると上海雑技劇場「雲峰劇院」がある。
 開演前だったが入り口にいた係員に声をかけると中を見せてくれた。
 ステージ上では団員達が足芸やタンブリングの練習中だった。

2010-05-04

上海(7)

 一度くらいは上海万博の匂いをかいでおこう。しかし混雑の中に飛び込むのはごめんだ。
 ということで朝7時前にホテルを出て地下鉄を乗り継ぎ会場から一番近い駅「西蔵南路」で下車。外に出ると2号門のまん前だった。7時半を回った頃だが入場規制ゲート(と呼ぶかどうか分からないが入場門はさらにこの奧にあった)にはかなりの人数が並んでいる。
 黄浦江に出たくて会場のフェンスに沿って歩いたが一向に切れ目が見えてこない。足の裏が会場の広さを実感した瞬間だった。
 南浦橋の下まで来て「上海輪渡」と描いた建物を見つけた。フェリー乗り場だ。何処まで行くのか訊いたら対岸との間を往復している「南陸線」だと言うので、河の上からなら万博会場も少しは見えるだろうと乗船する。一人5角(7円)。
 川風は気持ちよかったのだが河の上からでも会場のパビリオンは遙か彼方だった。
 黄浦江は行き来する船が引きも切らずで、フェリーはその間隙を縫って浦西と浦東を行き来している。乗客の半分以上がスクーター客だった。
 写真は浦東から浦西に向かうフェリー。橋は南浦大橋。
 ホテルに戻ってガイドブックを見直したら廬浦大橋に設けらている展望台から万博会場が一望できるとあった。

2010-05-03

上海(6)

 王妮さんの案内で「田子坊」に行く。ここを泰康路と紹介しているガイドブックもあるようだが、その泰康路に面した「田子坊」と掲げられた小さな白い門が入り口だ。
 内部は石庫門(北京で言う胡同)を改装してアトリエにするアーティストが集まる路地になっている。
 今はギャラリーや写真スタジオに並んでアクセサリー店、コーヒーショップ、レストランが立ち並び旅行者のみならず中国の若者達も集まる観光地になっている。
 路地から路地へと歩いていると二階の窓から洗濯物が干してある一角に出くわすこともあり、ここで暮らしている人達がいることが分かる。
 夕方から用事があるという王妮さんと人民広場で別れて上海博物館に入る。入館料は無料。入館時のセキュリティー・チェックは厳しい。
 1階特別企画展会場では「利玛窦 Matteo Ricci 明末中西科学技術文化交流使者」展が開催されていた。 
 写真は気になった展示品『天主實録 Michele Ruggeri 16世紀 手書き 中央国立図書館(ローマ)』
 4階の「中国古代玉器館」から『神人 紀元前2500 - 2000年』
 館内はスピード・ライトを発光させない限り原則として撮影は自由のようだった。

2010-05-02

上海(5)

 旧日本人街があったと教えられた四川北路と海寧路の交差点を中心にして北東部一帯を歩いてみた。
 その辺り(四川北路公園と武進路の間)は折しも進められている地下鉄10号線(既に試験運転は行われている)と新しい駅の建設工事のために様子が変わってしまったのかもしれない。当時の面影を探して歩き回ったがそれらしい建物が見つからなかった。
 さらに交差点の南東部、南西部、北西部の細い路地裏まで歩いてみたがそれらしい街並みに出会うことができなかった。
 歩き回っていてショッピングビルや大きな交差点の角で、万博のマスコットやとスローガンを掲げた花壇をしばしば見かけた。花壇の草木花は全部生花だ。
 外出時には一日に水のペットボトルを3、4本買う。知らずに買ったその中の一本がパイナップル味のペットボトル水(写真左)。若者に人気があるそうで他にも何種類かの味があるらしい。透明なので普通の水だと思って買ったのだがブランドで見分けるらしい。日本では見かけないペットボトル水の一つが酸棗汁(写真右)。今ではすっかり飲み慣れてしまった酸梅湯も日本では見かけない飲み物だ。
 酸棗汁も酸梅湯もやや甘味が強いが歩き続けるときにはいいのかも知れない。どれも1本3元(42円)から4元(56円)。

2010-05-01

上海(4)

 昼時を過ぎた海倫西路の小吃街で見つけた「百年老揚生煎王」(上海市海倫西路84号)の看板。近寄ると蓋の中を魅せてくれた。焼き包子のようなので一人前を注文して店内に入る。
 まだ焼き始めたばかりだったようだ。
 できあがるまで狭い店の奥で仕事の様子を見せてもらうと、中味を包む前にこねたてちぎった生地の表面に油をまぶしていた。
 生地の焦げた匂いが鼻先を刺激する。熱々を木のレンゲに乗せて端を小さくかじって中の汁をすするり、酢醤油をたらした中味もいただく。最後がレンゲに残った生地の焦げたところだ。
 4個で4元(48円)。昼時には店の回りに焼き上がるのを待つ客が群れるのが分かる。
 (2007年12月に北京駅前で杭州小吃の店に入ったときは包子10個と豆腐スープで5元だった。上海と北京で単純に比較できないが2年半で中国の物価は大分上がった体感はある。)
 看板に「海倫分店」とあるから何処かに本店があるのだろうか、それとも看板に書いてあるだけ?