2010-08-07

グライダー教室

 炎暑の下、学生航空連盟が読売大利根滑空場で「高校生夏休みグライダー教室」を開催している(8月6日から8月8日まで)。
 ランウエイに進入してくる訓練機を見上げるOG(松倉夫人よりさらに先輩とお見受けしたのだが)と訓練生、どう見ても親子、いやいや失礼ながら実際はもっと歳の差が大きかったようでした。
 着陸寸前の訓練機ASK13。手前は大利根飛行場から五島さんが操って飛来したDimona JA2470
 ランウエイではどうしてもピスト回りの活動に眼が行き勝ち。
 ランウエイのもう一方の端(風上端)にいる炎天下の裏方、グライダーを大空まで運んでいるドイツ・トースト社製2連式ウインチの周囲には誰もいない。右はウインチで巻き取られた曳航索端をグライダーの離陸地点まで運ぶリトリーブ・カー。
 …ん、ピンクのテント下に誰か倒れている?
 テントの下で倒れていたと思ったのは岩橋くん、飛翔機の準備ができるまで休憩していただけだった。
 ピット側に張られたテントで「かき氷ザキやまスペシャル」をいただいた。
 空を飛ぶために集まっている皆さんのはず、しかし誰が呟いたのか『この暑さじゃかき氷でもないとやってられないナ~』に応えるように山崎かき氷プロのお出ましとなった。
 学生航空連盟じゃ不可能なことはないようだ。
 器は特注の四角形、もちろんかき氷はフワフワでこめかみ直撃仕様だった。
 スワロー・インに飛行訓練用の新兵器が設置されたので見せて頂いた。
 フライト・シミュレーターだ、スッゲ~!
 「高校生夏休みグライダー教室」に参加している訓練生達がこの新兵器で飛行訓練中。モニターを良く見ると読売大利根滑空場上空ではないか。訊くとカスタム・メイドとのこと。
 もちろんコックピットの計器盤もリアルタイム表示。
 『今の着陸、ドンピシャだよ。一回ごとに上手になるなァ。』と鈴木教官。この世代の若者にとっては日頃鍛えているゲーム感覚が有効なのかも知れない。
 鈴木教官とこのフライト・シミュレーターのカスタム化にあたった○さん、「高校生夏休みグライダー教室」に参加した訓練生達。

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