11月24日から販売が始まった「年末ジャンボ宝くじ」。一等・前後賞あわせて三億円の夢を買う列がクネクネとうねって販売所前の広場を埋めていた。
Ka8B JA2233
学生航空連盟所有(読売大利根滑空場)
製造年:1963(昭和38)年12月17日
製造社:Alexander Schleicher社(ドイツ)
設計者:Rudolf Kaiser
2010-11-27
馬頭観音(飯野観音)
かつては風致地区に指定されていた飯野も少しずつだが変化してきた(現在も風致地区に指定されているのかどうか調べ切れなかった)。裏山が削り取られ、車が通り抜ける道路ができ周囲を走る車の数が増えている。
松虫寺がらみで続けて出かけた飯野の馬頭観音(飯野観音/東徳寺)、いつ行っても人の姿が無く荒れるに任されているようだ。
畑の中の細い道を辿り奧に東徳寺本堂がある竹藪横に開いた薄暗い口を入る。
松虫寺の薬師堂はかつて朱色に塗られていたようだが、近寄って見てもそれらしい痕跡が見つからないが、この飯野観音はどうだったんだろう。
観音堂前の参道はこの石段に繋がっている。
夏の日に蝉時雨の中で遊び疲れた後この石段の一番上に腰を下ろし印旛沼を渡ってくる風に和んだのを思い出す。
百数段だったとおぼろげに記憶している石段、今回はせっかくなので自分の足で二度確認してみた。98段だった。創建当時のままのようで、あちらこちら欠けたりずれたりのままで、上る時はいいが下りるときは高さを感じることもあってかなり怖い。
観音堂に向かって左側に石段の前に出られる細い坂がある。今は舗装されているが子供の頃は何時も濡れたような泥道だった。
石段の下にまわると子供の頃に見たと変わらない風景がある。
石段の下に簡単な説明板が立ててあったので以下に全文を引用しておく。
馬頭観世音菩薩(東徳寺)
「飯野観音」で知られるこの寺は、飯野山と号し真言宗大聖院の末寺である。
寺の創建等は詳らかではないが、過去帳によれば、元禄十六年(1703年)法印良快をもって中興の祖とし、本堂は文化二年(1805年)法印快盛の代の建立である。
この馬頭観世音菩薩は領内農民の農馬愛護の為、信仰されていた。
さらに常夜灯等から佐倉藩士殊に馬術に関係ある士に信仰され、参詣された霊場であったことが明らかである。
京成臼井駅へ約3.5Km(徒歩約40分)
京成佐倉駅へ約2.5km(徒歩約30分)
昭和五十七年一月
佐倉市
松虫寺がらみで続けて出かけた飯野の馬頭観音(飯野観音/東徳寺)、いつ行っても人の姿が無く荒れるに任されているようだ。
畑の中の細い道を辿り奧に東徳寺本堂がある竹藪横に開いた薄暗い口を入る。
松虫寺の薬師堂はかつて朱色に塗られていたようだが、近寄って見てもそれらしい痕跡が見つからないが、この飯野観音はどうだったんだろう。
観音堂前の参道はこの石段に繋がっている。
夏の日に蝉時雨の中で遊び疲れた後この石段の一番上に腰を下ろし印旛沼を渡ってくる風に和んだのを思い出す。
百数段だったとおぼろげに記憶している石段、今回はせっかくなので自分の足で二度確認してみた。98段だった。創建当時のままのようで、あちらこちら欠けたりずれたりのままで、上る時はいいが下りるときは高さを感じることもあってかなり怖い。
観音堂に向かって左側に石段の前に出られる細い坂がある。今は舗装されているが子供の頃は何時も濡れたような泥道だった。
石段の下にまわると子供の頃に見たと変わらない風景がある。
石段の下に簡単な説明板が立ててあったので以下に全文を引用しておく。
馬頭観世音菩薩(東徳寺)
「飯野観音」で知られるこの寺は、飯野山と号し真言宗大聖院の末寺である。
寺の創建等は詳らかではないが、過去帳によれば、元禄十六年(1703年)法印良快をもって中興の祖とし、本堂は文化二年(1805年)法印快盛の代の建立である。
この馬頭観世音菩薩は領内農民の農馬愛護の為、信仰されていた。
さらに常夜灯等から佐倉藩士殊に馬術に関係ある士に信仰され、参詣された霊場であったことが明らかである。
京成臼井駅へ約3.5Km(徒歩約40分)
京成佐倉駅へ約2.5km(徒歩約30分)
昭和五十七年一月
佐倉市
2010-11-26
幕末・明治の超絶技巧
六本木一丁目駅の改札を出て泉ガーデンタワーの中を通り抜け、泉ガーデンを抜けるとスエーデン大使館の前に出る。
目指して来たのはスエーデン大使館ではなく泉屋博古館分館。泉ガーデン続きの左手に入り口があった。
12月12日まで開催されている「幕末・明治の超絶技巧」は是非とも見たかった展覧会だ(イメージは泉屋博古館分館ホームページの告知から)。
刀装金工から発展した日本の金属工芸、その頂点をなした時代の精緻な手仕事の前では溜息しか出ない。
会場を入ると正面に展示された鈴木長吉の「十二の鷹」で足が止まってしまう。展示室には塚田秀鏡、後藤一乗、中川一匠からはじまって正阿弥勝義、加納夏雄、海野勝珉等12名の作品170点が並んでいる。とにかく凄い。手仕事好きにとっては必見の展覧会だ。
下の作品は正阿弥勝義の「群鶏図香炉」(泉屋博古館分館ホームページから)。
超絶技巧展の会場を出たら一時半をまわってしまった。溜池山王で地下鉄を降りて静かな木都里亭で昼食にする。残念ながら根菜類の仕上がりが今ひとつで、どれもかすかにシンが残っていた。
目指して来たのはスエーデン大使館ではなく泉屋博古館分館。泉ガーデン続きの左手に入り口があった。
12月12日まで開催されている「幕末・明治の超絶技巧」は是非とも見たかった展覧会だ(イメージは泉屋博古館分館ホームページの告知から)。
刀装金工から発展した日本の金属工芸、その頂点をなした時代の精緻な手仕事の前では溜息しか出ない。
会場を入ると正面に展示された鈴木長吉の「十二の鷹」で足が止まってしまう。展示室には塚田秀鏡、後藤一乗、中川一匠からはじまって正阿弥勝義、加納夏雄、海野勝珉等12名の作品170点が並んでいる。とにかく凄い。手仕事好きにとっては必見の展覧会だ。
下の作品は正阿弥勝義の「群鶏図香炉」(泉屋博古館分館ホームページから)。
超絶技巧展の会場を出たら一時半をまわってしまった。溜池山王で地下鉄を降りて静かな木都里亭で昼食にする。残念ながら根菜類の仕上がりが今ひとつで、どれもかすかにシンが残っていた。
2010-11-21
松虫姫公園
都からこの地まで松虫姫を乗せて来た牛が身を投げたと言われている「牛むぐりの池」が松虫寺から北西方向に1kmほど離れた「松虫姫公園」内にある。
池の周囲には親水広場・疎林広場・見晴らし広場・ヒーリング広場などが整備され、公園内には「第三回 印旛村野外芸術展 IN いには野」大賞作品・鈴木典生作「印旛の地と松虫姫伝説」(松虫姫と牛の像)が設置されている。
今はこの辺りの雨水調整池としてきれいに整備された「牛むぐりの池」からは、天平の伝説を想像するのは難しい。
枯れ芦が密集している調整池の左端が更に奧に続いているようなので遊歩道を回ってみた。
調整池の奧は枯れ芦に覆われており、わずかに覗いた水面が空を映していた。
池の周囲には親水広場・疎林広場・見晴らし広場・ヒーリング広場などが整備され、公園内には「第三回 印旛村野外芸術展 IN いには野」大賞作品・鈴木典生作「印旛の地と松虫姫伝説」(松虫姫と牛の像)が設置されている。
今はこの辺りの雨水調整池としてきれいに整備された「牛むぐりの池」からは、天平の伝説を想像するのは難しい。
枯れ芦が密集している調整池の左端が更に奧に続いているようなので遊歩道を回ってみた。
調整池の奧は枯れ芦に覆われており、わずかに覗いた水面が空を映していた。
2010-11-20
CAFE EL DORADO
雄生くんのbrewを聞きに言ったときに、会場になった第3世界ショップAsante Sanaで購入したグアテマラ原産のコーヒーEL DORADO。フィルターが無いのでベトナム・コーヒーを淹れるステンレスのフィルターを使ってみたら具合がいい。
やや深煎りのエル・ドラドだが苦みがたつこともなく控えめな酸味。なるほど雄生くんが勧めてくれただけのことはある。
やや深煎りのエル・ドラドだが苦みがたつこともなく控えめな酸味。なるほど雄生くんが勧めてくれただけのことはある。
2010-11-19
SO+ZO 展
第一会場はBunkamura ザ・ミュージアム。
母校創設者・桑沢洋子の生誕100年を契機として展開される「SO+ZO MOVEMENT」の中心事業「SO+ZO(桑沢+造形大)展」(11月28日まで)、サブ・タイトルは「未来を開く造形の過去と現在 1960s→」。
会場には可能性に満ちていた熱い60年・70年代を代表するヴィジュアルデザイン作品、インダストリアルデザイン作品が多数展示されている。
若い世代の好奇心を掻き立て彼らの羨望の眼差しを浴びる60年代。その日常生活に関わる幅広いデザインワークの展示は、このタイミングで始まったiTune StoreでのBeatles全アルバムのダウンロード・サービスと無関係ではないような気がする。
それは創造性を問われる仕事に関わる若い世代の回帰願望の現れではないだろうか。
第一会場タイトルの動画はこちら。
第二会場は母校校舎一階ホール。第一会場よりも展示規模は小さいが、その分ゆったりと展示された作品は一点一点の存在感が際立つ。
あいにく第一会場も第二会場も会場内は撮影禁止で展示作品を紹介することができない。下の写真は入場券。
第二会場前に広がる秋空。ここに来ると東洋の魔女が活躍したあの時代が何の引っかかりもなく蘇る。
母校創設者・桑沢洋子の生誕100年を契機として展開される「SO+ZO MOVEMENT」の中心事業「SO+ZO(桑沢+造形大)展」(11月28日まで)、サブ・タイトルは「未来を開く造形の過去と現在 1960s→」。
会場には可能性に満ちていた熱い60年・70年代を代表するヴィジュアルデザイン作品、インダストリアルデザイン作品が多数展示されている。
若い世代の好奇心を掻き立て彼らの羨望の眼差しを浴びる60年代。その日常生活に関わる幅広いデザインワークの展示は、このタイミングで始まったiTune StoreでのBeatles全アルバムのダウンロード・サービスと無関係ではないような気がする。
それは創造性を問われる仕事に関わる若い世代の回帰願望の現れではないだろうか。
第一会場タイトルの動画はこちら。
第二会場は母校校舎一階ホール。第一会場よりも展示規模は小さいが、その分ゆったりと展示された作品は一点一点の存在感が際立つ。
あいにく第一会場も第二会場も会場内は撮影禁止で展示作品を紹介することができない。下の写真は入場券。
第二会場前に広がる秋空。ここに来ると東洋の魔女が活躍したあの時代が何の引っかかりもなく蘇る。
2010-11-16
はしご
9月の関東大会で一位と二位になった白川さんと長沼さんが、フランス・ボルドーで開催された「マリーブリザール カクテルコンペティション世界大会」で結果を出して帰ってきた。
持つとズシリとくるガラス製の盾を持ち帰ったのは総合三位になった白川さん。大会プレゼンテーションではかなりのアクシデント(ドタバタ)があったらしいが、それを乗り越えての結果ということだ。
予選、準決勝、決勝とプレゼンテーションを重ねるらしいが勝ち進んだ作品がこの「Luna Port」。
アニゼットが効いている。甘くない。浮いている赤ワインを混ぜればサングリアのようになる。
デコレーションの可愛いバラの花とストローを外すだけでオトコのロングドリンクになる。レシピは以下の通り。
ウオッカ 30ml
マリーブリザール・トリプルセック 15ml
マリーブリザール・アニゼット 15ml
ピーチジュース 40ml
フレッシュ・レモンジュース 5ml
オルゲートシロップ 10ml
赤ワイン 10ml
総合九位と健闘した長沼さんの作品は「Chocolat Epice」。タイトルにChocolatとあるからチョコレート風味がもっと主張しているのかと思ったが裏方に回っていた。
見た目は重いがチョコレートとローズマリーの仄かな苦みがクセになりそうだ。レシピは以下の通り。
ブランデー 25ml
マリーブリザール・ショコラロワイヤル 25ml
マリーブリザール・クレームドバナナ 20ml
グレナデンシロップ 5ml
フレッシュ・ローズマリー 1/2
オレンジ・ピール
そして二人そろってのベスト・デコレーション賞獲得というおまけが付いてきたそうだ。Blossomの二人が揃って世界のトップ10に入ったというのが凄い。
おめでとう、白川さん、長沼さん。
約束したままになっていた音を届けに赤坂から銀座に移動、AVANTIへ。
一杯目は野口さんのオリジナル・カクテル「オルタンシア」。届けた音を振り出しにひとしきりジャズ談義が続いた。
〆は「ハバナ・マティーニ」。今日のハバティーニはやけにドライだが、インフルエンザのワクチンを打った体調の故か。
持つとズシリとくるガラス製の盾を持ち帰ったのは総合三位になった白川さん。大会プレゼンテーションではかなりのアクシデント(ドタバタ)があったらしいが、それを乗り越えての結果ということだ。
予選、準決勝、決勝とプレゼンテーションを重ねるらしいが勝ち進んだ作品がこの「Luna Port」。
アニゼットが効いている。甘くない。浮いている赤ワインを混ぜればサングリアのようになる。
デコレーションの可愛いバラの花とストローを外すだけでオトコのロングドリンクになる。レシピは以下の通り。
ウオッカ 30ml
マリーブリザール・トリプルセック 15ml
マリーブリザール・アニゼット 15ml
ピーチジュース 40ml
フレッシュ・レモンジュース 5ml
オルゲートシロップ 10ml
赤ワイン 10ml
総合九位と健闘した長沼さんの作品は「Chocolat Epice」。タイトルにChocolatとあるからチョコレート風味がもっと主張しているのかと思ったが裏方に回っていた。
見た目は重いがチョコレートとローズマリーの仄かな苦みがクセになりそうだ。レシピは以下の通り。
ブランデー 25ml
マリーブリザール・ショコラロワイヤル 25ml
マリーブリザール・クレームドバナナ 20ml
グレナデンシロップ 5ml
フレッシュ・ローズマリー 1/2
オレンジ・ピール
そして二人そろってのベスト・デコレーション賞獲得というおまけが付いてきたそうだ。Blossomの二人が揃って世界のトップ10に入ったというのが凄い。
おめでとう、白川さん、長沼さん。
約束したままになっていた音を届けに赤坂から銀座に移動、AVANTIへ。
一杯目は野口さんのオリジナル・カクテル「オルタンシア」。届けた音を振り出しにひとしきりジャズ談義が続いた。
〆は「ハバナ・マティーニ」。今日のハバティーニはやけにドライだが、インフルエンザのワクチンを打った体調の故か。
2010-11-14
鶴郷王の栓
普通、酒瓶の栓は頭の部分を左に捻れば開くのだが鶴郷王の栓は開かない。何故だ。
瓶の首にかけてある赤いカードに栓の開け方など書かれていない。こうなったら常識を信じて力任せに栓を左に捻るだけ。かなり力を入れたところで栓の真ん中が盛り上がりポロリと剥がれて丸い穴が明いた。
さらに左にひねると明いた穴から白いプラスチック製の注ぎ口が飛び出してきた。
結局この瓶の栓はとれないことが分かった。瓶の首に巻かれている赤いシールド部分も栓の一部にだったのだ。
写真右の状態で酒を注ぎ、栓を右に捻ると左の状態になって栓は閉まる。中央の穴は明いたまま。
瓶の首にかけてある赤いカードに栓の開け方など書かれていない。こうなったら常識を信じて力任せに栓を左に捻るだけ。かなり力を入れたところで栓の真ん中が盛り上がりポロリと剥がれて丸い穴が明いた。
さらに左にひねると明いた穴から白いプラスチック製の注ぎ口が飛び出してきた。
結局この瓶の栓はとれないことが分かった。瓶の首に巻かれている赤いシールド部分も栓の一部にだったのだ。
写真右の状態で酒を注ぎ、栓を右に捻ると左の状態になって栓は閉まる。中央の穴は明いたまま。
2010-11-13
馬頭観音(飯野観音)
11月5日に訪れた松虫寺の本堂(薬師堂)とその周囲の様子が飯野の馬頭観音に似ていると思ったので、確かめに行ってきた。
飯野の東徳寺の前に建つ馬頭観音は訪れる人もなく荒れ放題。また痛みが進んだように見える。
改めて見てみると飯野観音の向拝は屋根にアーチがついている。しかし、石畳の参道やその両側に立つ古い石灯籠のようすは松虫寺に似ている。
飯野の東徳寺の前に建つ馬頭観音は訪れる人もなく荒れ放題。また痛みが進んだように見える。
改めて見てみると飯野観音の向拝は屋根にアーチがついている。しかし、石畳の参道やその両側に立つ古い石灯籠のようすは松虫寺に似ている。
2010-11-12
2010-11-10
brew [brúː]
brewは今夜のライブのタイトルで今後の活動のスローガンでもあるそうだ。
会場は恵比寿・第3世界ショップAsante Sana。ライブの主は金子雄生くん。
早めに到着した会場に入ると雄生くんとパーカッショニストの渡辺修身くんが音合わせをしているところだった。
久しぶりに顔を合わせた雄生くん、完全に健康を取り戻した顔をしている。聞いてみると呑むのを止めて半年経った頃から、身体も軽くなり音も良くなったと言われることが多くなったたそうだ。
演奏が進む中で会場に来ていた雄生くんの古い友人だという清水達生さん(ドラマー)が引きずり込まれて、アフリカの臭いをまき散らすホットでクールなセッションが始まった。
雄生くんの左足下に転がる弦楽器はドゥンスウゴニ。斜めに立てかけてある弓のようなモノは一弦楽器のビリンバウ。
ライブ会場の隣のショップで雄生くんお勧めのオーガニックコーヒーを購入。写真は後日追加しよう。
会場は恵比寿・第3世界ショップAsante Sana。ライブの主は金子雄生くん。
早めに到着した会場に入ると雄生くんとパーカッショニストの渡辺修身くんが音合わせをしているところだった。
久しぶりに顔を合わせた雄生くん、完全に健康を取り戻した顔をしている。聞いてみると呑むのを止めて半年経った頃から、身体も軽くなり音も良くなったと言われることが多くなったたそうだ。
演奏が進む中で会場に来ていた雄生くんの古い友人だという清水達生さん(ドラマー)が引きずり込まれて、アフリカの臭いをまき散らすホットでクールなセッションが始まった。
雄生くんの左足下に転がる弦楽器はドゥンスウゴニ。斜めに立てかけてある弓のようなモノは一弦楽器のビリンバウ。
ライブ会場の隣のショップで雄生くんお勧めのオーガニックコーヒーを購入。写真は後日追加しよう。
2010-11-07
欧文タイポグラフィの学び方
飯田橋の印刷博物館で印刷博物館共催・日本デザイン学会タイポグラフィ研究部会の講演会が開催された。
講師はLinotype GmbHのType Director小林 章さん。
講演が始まる前のわずかな時間、会場の一角がにわか教室に変貌。来場者が自身でデザインしたラテンアルファベットを会場に持参し小林さんから講評を受けていた。
講演のタイトルは第一部が「書体デザインの巨匠二人から教わったこと」、第二部が「タイポグラフィの学び方」。
第一部で語られたのはHerman ZapfさんとのPalatinoの改刻(Palatino Nova Series)作業とAdrian FrutigerさんとのFrutigerの改刻(Neue Frutiger Series)作業の様子。
デザイナーとフォント開発会社間のコミュニケーションの質が、完成したフォントの品質に大きな影響を与えるという点に大いに納得。
講演の最後に若い人達はもっと海外に出て挑戦しないといけない、海外に出て初めて自分が何が分からなかったのかが分かったと体験談を交えて話しておられた。
もう一人、会場で久しぶりにお会いした筑波技大の劉 賢国さん。いつの間にか同大学院の教授になっていた。
数日後には韓国に移動するという小林さん(右)。左が劉さん。
有志が飯田橋駅前に移動して懇親会に突入。文字好きは酒好きが多くつられて呑んでいると翌日は必ず宿酔になる。用心用心。
左から後藤さん、狩野さん、吉野さん。右から劉さん、大熊さん、小宮山さん、陰になってしまった小池さん。
講師はLinotype GmbHのType Director小林 章さん。
講演が始まる前のわずかな時間、会場の一角がにわか教室に変貌。来場者が自身でデザインしたラテンアルファベットを会場に持参し小林さんから講評を受けていた。
講演のタイトルは第一部が「書体デザインの巨匠二人から教わったこと」、第二部が「タイポグラフィの学び方」。
第一部で語られたのはHerman ZapfさんとのPalatinoの改刻(Palatino Nova Series)作業とAdrian FrutigerさんとのFrutigerの改刻(Neue Frutiger Series)作業の様子。
デザイナーとフォント開発会社間のコミュニケーションの質が、完成したフォントの品質に大きな影響を与えるという点に大いに納得。
講演の最後に若い人達はもっと海外に出て挑戦しないといけない、海外に出て初めて自分が何が分からなかったのかが分かったと体験談を交えて話しておられた。
もう一人、会場で久しぶりにお会いした筑波技大の劉 賢国さん。いつの間にか同大学院の教授になっていた。
数日後には韓国に移動するという小林さん(右)。左が劉さん。
有志が飯田橋駅前に移動して懇親会に突入。文字好きは酒好きが多くつられて呑んでいると翌日は必ず宿酔になる。用心用心。
左から後藤さん、狩野さん、吉野さん。右から劉さん、大熊さん、小宮山さん、陰になってしまった小池さん。
2010-11-06
John Cage
表参道駅に近い青山学院アスタジオでJohn Cageの作品演奏会"John Cage 100th Anniversary Event 2010"が開催された。主催はJohn Cage Countdown Event実行委員会。
開場30分前から受付前に集まり始めた人達の中に20代後半から30代前半と想われる人の姿がたくさんあった。ブームでもないのに何故彼らがJohn Cageなのだ。
演奏会場になる地階に降りると会場前のホールにはLPレコード盤とレコードプレーヤーによるインスタレーション作品「33 1/3(1969)」が展示されていた。
演奏会場前のホールや演奏会場内に設けられた12台のレコードプレーヤーで、展示されているレコード盤を来場者が自由に再生することも「33 1/3」の一部になっている。
12台のレコードプレーヤーを用意するというのは「33 1/3」を実演する時のJohn Cageの指示によるらしい。
演奏会場はほぼ満席。John Cageを通して1960年代に触れてみたいという若者が増えているのだそうだ。
テーブルに用意された"Cartridge Music (1960)"のための道具(楽器)達。
Cartridge Music (John Cage, 1960)の演奏者は有馬純寿、美川俊治、村井啓哲の各氏。演奏の様子はこちらへ。
特設ステージの端に置かれた大きな巻き貝もインスタレーションか。どうやらこれも楽器になるようだ。
連続して演奏されたTWO³ (John Cage, 1991)とVariations II (John Cage, 1961)。演奏者は佐藤実、三浦礼美、ニシジマ・アツシの各氏。
演奏の様子はこちら(Part 1)とこちら(Part 2)へ。
最後のトークショーは時間の制約もあって物足りなかった。
若い人達がJohn Cageをどのように捕らえているのか聞いてみたかったが、これをやると時間がいくらあっても足りなくなるのかも知れないな。
開場30分前から受付前に集まり始めた人達の中に20代後半から30代前半と想われる人の姿がたくさんあった。ブームでもないのに何故彼らがJohn Cageなのだ。
演奏会場になる地階に降りると会場前のホールにはLPレコード盤とレコードプレーヤーによるインスタレーション作品「33 1/3(1969)」が展示されていた。
演奏会場前のホールや演奏会場内に設けられた12台のレコードプレーヤーで、展示されているレコード盤を来場者が自由に再生することも「33 1/3」の一部になっている。
12台のレコードプレーヤーを用意するというのは「33 1/3」を実演する時のJohn Cageの指示によるらしい。
演奏会場はほぼ満席。John Cageを通して1960年代に触れてみたいという若者が増えているのだそうだ。
テーブルに用意された"Cartridge Music (1960)"のための道具(楽器)達。
Cartridge Music (John Cage, 1960)の演奏者は有馬純寿、美川俊治、村井啓哲の各氏。演奏の様子はこちらへ。
特設ステージの端に置かれた大きな巻き貝もインスタレーションか。どうやらこれも楽器になるようだ。
連続して演奏されたTWO³ (John Cage, 1991)とVariations II (John Cage, 1961)。演奏者は佐藤実、三浦礼美、ニシジマ・アツシの各氏。
演奏の様子はこちら(Part 1)とこちら(Part 2)へ。
最後のトークショーは時間の制約もあって物足りなかった。
若い人達がJohn Cageをどのように捕らえているのか聞いてみたかったが、これをやると時間がいくらあっても足りなくなるのかも知れないな。
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