2011-07-10

ケニアピーベリー

 小さな樽に入っている「コーヒービーンズチョコ」はコーヒーの豆ソックリの形をしたチョコレートで、芯に煎ったコーヒー豆が入っている。ニッカウヰスキー仙台宮城峡原酒工場の売店で入手できる。
 あいにくこの樽の中は空でチョコレートを見せられないが、ウヰスキー工場で売っているくらいだからかなり苦い。
 先週の月曜日に長岡市在住の知人から頂いた「豆」、見るからに小粒で色黒。受け取ったときに「盛岡で美味しいと評判の豆だ」とだけ聞いた(気がした)ので、週末になって封を切って酒のツマミ代わりに三粒ほどを口に放り込んだ。珈琲ソックリの形は好くできていいる。パリンとした舌触りと珈琲の苦みと香り、まさしく大人向けの豆だ。
 三度ほど口にしたのだが、どうも最後に舌が痺れるような感覚が残る。改めて袋に貼られている小さなラベルを見ると「ねるどりっぷ珈琲 機屋 ケニアピーベリー」と書いてある。お菓子の珈琲豆ではなく珈琲豆そのものだった。
 このBlogでも紹介したSPONGで挽いて淹れてみた。深めの焙煎なので口に含んだとき最初に立ってくるのは当然苦みだが、後からハッキリした甘味が顔を覗かせるのはこの豆の特徴だろう。
 普段飲んでいる珈琲はコロンビアの豆で粒もケニアピーベリーよりは大きく、色もケニアピーベリーほど黒くないので、頂いた「豆」をてっきりチョコレート豆と思い込んでしまったのだった。

2 件のコメント:

  1. たまねぎ6:07 午後

    mk88さんこんにちは

    この樽の中身、確かにおいしいです
    3.11の前の週に宮城峡蒸留所でポリポリ試食していました
    スタンダード、ブルーベリー、(もうひとつ失念)と3種あるのですがmk88さんの仰るとおりの大人味のスタンダードがお気に入りです

    山奥で震災の影響は軽微だった宮城峡蒸留所ですが
    直後は工場見学を自粛していました
    すでに再開しているので、また訪ねてみたいです

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  2. たまねぎさん、
    3.11とはニアミスだったんですね。
    娘夫婦が仙台にいたときは、城峡蒸留所も気軽に訪問できたのですが娘達が新潟市に越してしまい、今は足がかりが無くなってしまいました。
    城峡蒸留所の佇まいも空気も売店も好きだったのですが、今度いつ行けるのか目途が立ちません。

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