2012-06-30

霞ヶ浦・歩崎

貴重な梅雨の晴れ間、霞ヶ浦の歩崎を目指す。
湖岸道は風が強い。昨年の3.11東日本大震災で被害を受けたため湖岸道は未だに補修工事が続いていいて牛渡から先は通行止めになっている。


歩崎展望台奥の木立の中に建つ歩崎観音(歩崎山長禅寺)は文明7(1475)年の創建で、写真は仁王門。


風が強かったせいだろう、帰りの湖岸道から筑波山がよく見えた。

2012-06-28

冷やしワンタン

メニューにはないが壁に「冷やしワンタン」とあるので頼んでみた。上海の大衆食堂では何処でも夏になると作る定番だそうだ。

茹でた雲呑を冷やしてゴマ味ベースの特製タレをかけてある。この特製タレ、ワンタンが浸るくらいたっぷりかけてある。最後にスプーンをもらって完食したほど美味。何か他の料理にも合いそうだ。

ワンタンの方はと言うと歯触りにメリハリが無く、一口で言うと「クシャッ」としていて宜しくない。皮がパリンとしているとか具に歯触りの好いザーサイを混ぜるとか工夫して欲しいところだが、どうでしょう上海豊菜さん。

2012-06-25

焼き鮎すし

吉野川に架かる桜橋の畔にある「平宗」でのランチは焼鮎すし・山菜巻・柿の葉すしの盛合せと茶がゆのセット。すしの盛り合わせだけで十分だったのだが、茶がゆは苦もなく腹に収まってしまった。

金峯神社

創建の経緯などは不明であるらしいが、平安時代の古典「栄華物語」に藤原道長が詣でたことが記されているという。



正面鳥居左手にある小径を下りて行くと、太い杉の木の奧に簡素な塔が見える。宝形造・檜皮葺きの「義経の隠れ塔」である。追っ手に囲まれた源義経が屋根を蹴破って逃げたといわれ「蹴抜の塔」とも呼ばれている。

水分神社

吉野山上千本にある「水分(みくまり)神社」は徒歩で上ってもきつい急坂の上にある。
ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されている。創建不詳だが「続日本紀」文武天皇2(698)年4月29日条に『芳野水分峰神に馬を奉り祈雨したと』の記述があるという。



豊臣秀頼の寄進になるという400年ほど前の御輿が朽ちる寸前という痛みようで飾ってある。



さこや

「さこや」で迎えた吉野の朝は雨。

2012-06-24

九品寺大門

弘仁元(810)年、弘法大師が建立したと伝わる重要文化財に指定されている九品寺大門(京都府南丹市園部町)。門の左右の阿形・吽形像は運慶作と言われるが本当だろうか、迫力に欠ける気がする。

2012-06-23

摩気神社

京都府南丹市園部町にある摩気神社は白木に総茅葺き屋根で、瀋陽の清昭稜方城に立ったときに似た静謐な空気に満ちている。
永歴3(1079)年に白河天皇が行幸したと伝わっており、延喜式神明帳にも船井郡の明神大社であるとの記載がある。

2012-06-18

Blossom

えん」を出て駐車場を抜け裏口からエレベーターへ。こちらもいつ来たのか分からないほど間が開いているBlossomへ。
何にしようかさんざん迷って頼んだ一杯目は夏に相応しい「ソルティードッグ」。今月一杯でBlossomを去るという新井さんが作ってくれた。



今日のフレッシュ・フルーツのリストにあったメロンで作ってもらったフローズン・メロン・ダイキリが二杯目。

えん

ずいぶん永いことご無沙汰してしまったMikeyの店、赤坂「えん」での一杯目は「薩摩茶屋」。Mikeyが勧めてくれた香り抑えめのサッパリ系の芋焼酎。



二杯目はこれもMikey勧めるままの「燦然」。ベトつきのないサラッとした一杯だった。



空いた小腹に頼んだのはメニューの一番上に書かれている「特製お好み焼き」。フワッとした仕上がりと特製ソースが酒にも小腹にもピッタリだった。

ドットのじ(2)

ドットのじ(開発・販売/ヨコカク)用の小学校学習指導要領 国語 学年別漢字配当表 第四学年分に続いて、第五学年分の185文字ができた。残るは第六学年用の181文字。

2012-06-16

SME 3012R Special

LPを回す機会が減っているが今日もTHORENS TD 521の上で、細い溝からバランス好く音楽を弾き出してくれているSME 3012R Special。いつの間にウエイト部に錆の斑点が浮き始めている。一度キレイにしてあげねば。

2012-06-15

唐園

定番の「鶏肉とカシューナッツ炒め」でスタートした今日のランチはまたしても中華料理。場所は目黒の唐園
陳さんにカシューナッツをピーナッツに替えることはあるのか尋ねてみたら、やらないこともないが歯触りが変わるので滅多にやらないという返事。一度食べてみたいな。



ランチで魚料理は珍しい。「白身魚の甘酢あんかけ」は「甘酢のあん」が決めて。「酢豚」の肉を白身魚に替えたものと思えばいいか。



一度、中華の卵料理が好きだと言ったのを覚えていてくれた陳さんが「豚肉細切り玉子炒め」を差し入れてくれた。これは塩加減が決め手。

2012-06-14

豆腐羹

メニューには塩麻婆(辛くない塩味)豆腐とあるが本当は豆腐羹(Doufu-geng)というのだそうだ。
食べてみると麻婆豆腐とは全くの別料理で山椒や唐辛子は使われていない。上海ではポピュラーな家庭料理の一つで、白い豆腐に青い葱が爽やかだ。
軽い塩味にトロッとした豆腐の舌触り、挽肉の組み合わせがクセになりそうだ。上海豊菜自慢の一品は630円。

六本木画廊

早めにランチを済ませて六本木画廊で開催されている写真展「それぞれのかけら」展(6月17日(日)まで)を見て来た。
展示作品はストレートな写真よりもソフトウエアで一手間かけた写真の方が多かった。

オープン以来、彫刻家の西澤利高さんがしきりに剥がした方がいいと言っていたサーモン・ピンク色のカーペットがついに床から無くなった。オーナーの杉本さんはカーペットを剥がす作業で腱鞘炎を起こしてしまったそうだ。

2012-06-12

上海豊菜

上海豊菜でサッカー・ワールドカップ・アジア地区最終予選日本―オーストラリア戦のテレビ中継を見ながらの賑やかな晩食はお決まりの揚げ春巻きに空心菜炒め。
空心菜炒めは今までで一番美味しい出来だった。空心菜が美味しいのは銭さんによれば茎がしっかり育ってきたからだそうだ。

オーストラリア・ブリスベンで開催されたサッカーの試合は1-1で引き分け。

2012-06-10

唐園

一昨日に続いて今日も唐園でランチ。
宣我さん・大樹くん夫妻と真生くん一家に、この後で仕事に行くという宣映さん達とのランチ。会話で伝わってくる若い友人達のテンポの速い境遇の変化は、時間の流れが見えるようだった。

陳さんにも写真に入ってもらいたかったのだが、店内はほぼ満席という忙しさで声をかけることができなかった。

2012-06-08

うろこ雲

新宿駅の前で見上げたらきれいなうろこ雲(巻積雲)が。明日は雨か。

唐園

目黒唐園の芝海老の玉子炒めと大根と豚バラ肉の煮込みでランチ。
芝海老の玉子炒めはサッパリ塩味と芝海老の香りが白飯の箸が進んでしまう。



大根と豚バラ肉の煮込みだけど、陳さん、量が多くないですか?
飴色になった大根から箸を伸ばしたがかすかに苦みがあった。バラ肉は脂身が旨い。
陳さんによれば、大根が美味しい寒い時期に向いている料理なんだそうだ。

2012-06-06

お気に入りセット

駅前の上海豊菜で近頃好く頼む組み合わせは上海風五目春巻き(¥300)、上海肉餃子(¥380)に紹興酒関帝(¥400)。
コストパフォーマンスの高い組み合わせだろう。日によって内容が変わる酒に添えられる小鉢もアクセントになってくれる。

開店以来応援してきたが、近頃、混んでいることが増えてきたのは嬉しい限り。口コミで少しずつ新しい客が増えている様子が見て取れる。

2012-06-05

これからのデジタル教科書の話をしよう

東京大学 本郷キャンパス 伊藤学術研究センター 伊藤謝恩ホールに向けて出発。初めて通る無人の溜池山王駅コンコース。



本郷三丁目交差点から湯島切通方向に見えた東京スカイツリー。



赤門(以下Wikipediaより引用)。
『旧加賀藩主前田家上屋敷の御守殿門であり、1827年に第十二代藩主前田斉泰が第十一代将軍徳川家斉の第二十一女、溶姫を迎える際に造られた。建築様式としては薬医門であり、切妻造となっている。左右に唐破風造の番所を置いている。国の重要文化財、旧国宝。』



赤門を入って直ぐ右手に建つ真新しい建物が「伊藤学術研究センター」、その地下二階が今日のシンポジューム会場となる「伊藤謝恩ホール」だ。

ホールに下りる手前の階に体裁良く飾り付けられた骨が収まるフレームが並んでいる。誰かのアート作品を展示しているように見えたが、そうではないらしい。フレームには説明が一切ついていない。



骨が並んでいる裏側に回ると鶏の剥製が三段に並んでいた。ここも説明の類は一切無し。



入口に「光と骨と」と書かれたポスターが張ってある暗い部屋に入ると動物の頭部の骨が並べられていた。その内の三つに照明が仕込まれている。

入口のポスターには「光と骨と」に続いて次のメッセージが書かれていた。
『科学と芸術を乖離させた失態は、現代の大学にその責任の一端がある。大学は真理の探究であるはずの科学を経済力の指標としてのテクノロジーと恣意的に置き換え、美への渇望から遠ざけたからだ。だが、愚昧な人間達を差し置いて、科学と芸術は、つねに一体である。そしてそれは、人間が獣に堕さないことを示す唯一の証ですらある。』



デジタル教科書教材協議会主催のシンポジューム「これからのデジタル教科書の話をしよう ~成果発表と2012年提言~」は、収容人員500人のホールに600人の受講者が詰めかけるという盛況なものだった。

写真は開演前のホール。
シンポジュームの内容についてはこちらを参照してください。

2012-06-02

風鈴

街角に澄んだ風鈴の音が流れてきた。
音が欲しかったので一言声をかけて動画を撮らせていただいた。
この後、毎年足を運んでいるという札幌のすすき野に行くのだそうだ。気をつけてお出かけください。
動画はこちら

瀬辺 佳子 彫刻展

風戸さんが主宰するCasadoの企画による「瀬辺 佳子 彫刻展」は今日が最終日、展示会場はギャラリーオカベ


作品に色を付けたくて樹脂石膏を使ったのだとは、会場にいた瀬辺さんの説明。分かりやすく楽しい作品なのでコメントする必要はないだろう。

◆私を愛して(樹脂石膏・アクリル絵の具、154 x 63 x 42)


◆泥守り(樹脂石膏・アクリル絵の具、146 x 200 x 60)


◆蓮女(樹脂石膏・アクリル絵の具、120 x 13 x 23)

2012-06-01

POTOHAR

満窪篤敬展会場を後にしてランチ会場へ……、と言ってアテがあるわけではない。駅前の商店街で南アジア系の若者が手にしたチラシを差し出しながら寄ってきた。インドカレーのレストランらしいがアルファベットの店名が読みにくい。

受け取ったチラシを指さして『なんて言う名前ですか?』と尋ねると、
『私の名前は……』
違うんだ、聞きたいのはこのチラシにある店の名前なんだよ。

『パトワールといいます。街と同じ名前です。』
『で、何処にあるの?』
『パキスタンの北の方です』
『そうじゃなくて、この店は何処にあるの?』
『あっ、そこです。』

店は真後ろにあった「POTOHAR」。
チラシにはインドカレーと書いてあったが、POTOHARはパキスタン北部にあるPothoharのことらしい。


チラシ配りのお兄さんが勧めてくれたエコノミーランチを注文。五種類のカレーの中からマトンカレーを選ぶ。辛くしてくれるというので一番辛くしてもらった。ナンは一回お代わりでき、飲み物にラシーがつく。

カレーは小型の鍋にたっぷり入っている。カレーに隠れて鍋の底を覆うほど入っているマトンはシチューのように柔らかく量もたっぷり。久しぶりにピリピリと辛い食事を楽しんで、これが890円。満足でした。

満窪 篤敬 展

吉祥寺リベストギャラリー創で開催されている「満窪 篤敬 展」で満窪さんに会ってきた。満窪篤敬展は6月6日まで。
会場入口横に張ってある看板は満窪さんの自筆。ご本人によると習字の心得はないそうだが、ご本人の飄々とした生き方が現れているように見える。


扶桑通り(都道7号線)に面したリベストギャラリー創は道路側一面が大きな透明ガラス壁になので、天気がいいと画廊の中が大変に明るい(ガラス壁側から見た画廊内)。


ご本人は一匹も猫を飼っていないと言うのに猫を描いた作品が多い。
写真は一見ミミズクを描いたように見えた「猫楽譜セレナーデ(ミクスドメディア・20号)